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はいいろノート

マニアックな公共交通の使い方と、その実践。

LCCでゆく日帰り上海 Peach MM1079/1078 搭乗記

中国 日帰り海外シリーズ LCC

 Peachは2016年11月1日に大阪関西=上海浦東間の路線を、翌2日に東京羽田=上海浦東間の路線を就航させました。とくに東京羽田=上海浦東間は深夜羽田発・深夜上海発で日帰りで行ってねと言わんばかりの運航ダイヤになっています。

MM1079 東京羽田2:10→上海浦東5:00

MM1078 上海浦東1:25→東京羽田4:55

 (Peach公式HPより。2017年1月1日現在。)

 幸いにも就航開始記念セールで安い券が確保できたのでこれに乗って上海に行ってみました。

旅行日:2016.11.05

仕事終わりに終電車羽田空港

 往路の上海ゆきは2:10羽田発。終電で行ってのんびりチェックイン等ができます。今回は定時に仕事を終えて、そのままBIGFUN平和島にある平和島温泉へ。ここで終電まで入浴&仮眠をすませます。終電近くになったら温泉から徒歩で流通センター駅*1

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  モノレールの終電で羽田空港へ。この日は金曜日の夜だったので、国際線ターミナル駅で下車する大きな荷物をかかえた旅客が多く見られました。

Peach MM1079 東京羽田→上海浦東

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 羽田空港のチェックインカウンターは一番端っこのA。ソウル便のチェックインも同時に行っているのでちょっと混雑気味です。ただし窓がそれなりに開いているので時間がかかったなという印象はありません。

 日帰りなので預け荷物もキャリーバッグもなく肩掛けバッグのみの超気軽なスタイルなので、国際線ターミナル駅を出て出国審査通過まで20分ほど。Peachの上海便に限りませんが、深夜早朝便の就航のおかげでこんな気軽な(近所に遊びに行くような)格好で海外に行けるようになりました。

 出国審査通過から搭乗まで2時間ほどありましたが、ベンチでごろごろして過ごしました。この時間は出発する便も少なく、多少搭乗口から離れれば席は選び放題です。

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 今回乗る機材。Peachなので安心のA320です。

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 帰りの便ですがPeachA320の座席を横から撮った写真。こうやって見ると本当に狭いですね。この狭さで過ごせるのは台湾や上海あたりのフライト時間が3時間くらいのところが限界でしょう。

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 さていよいよフライトです。深夜便なので機内販売も簡潔で、飛び立って1時間経った頃には減灯され機内は就寝モード。自分は最初寝付けなかったのでずっと機窓の外を眺めていました。写真は空から見た名古屋の夜景。

 そして朝4時半に上海浦東に着陸。超早着だなと思いきや20分近くタキシング。これ込みの朝5時着なんですね・・・。

 空港内はガラガラでしたが、入国審査はちょっと混雑気味。ここでなぜか外国人ブースがなく、われわれ日本人一行は人民に紛れて中国人ブースに並ぶ羽目に。それでも無事に入国審査を通過できました。

出国審査を通過!でも電車もバスも動いてない

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 朝5時に出国審査を抜けて意気揚々と上海観光をするぞー!と思っても残念ながら空港からの地鉄・磁浮線(マグレブ*2)・バスは動いていません。地下鉄もバスもだいたい6時から。世界最速のリニアモーター鉄道であるマグレブに至っては7時が初電です。

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 とりあえず朝飯をと思うのですがほとんどの店が開店前。なんとか営業しているファミマを見つけたので朝ごはんを調達。このほか出国審査を抜けた左手に24時間営業のバーガーキングがありましたが徹夜している人民で地獄絵図でした。このほか地下鉄駅の近くにフードコート(写真)がありましたが、開店時間がわかりませんでした。朝6時頃には営業しているようですが・・・。

実質滞在時間13時間の上海を楽しむ

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 朝6時の初電車に乗って上海市内へ。浦東空港は日本でいう成田空港のようなもので、上海中心部からけっこう離れているので予定を立てるときは気をつけたほうがいいでしょう。

 空港に戻ってチェックインすることを考えると上海市街で遊べる時間は実質13時間くらい。されど13時間、金融城や外灘を街歩きしたり、中国鉄路や地下鉄を乗り鉄したり、ゲーセンに行ってみたりとけっこう色々できました。初めての上海なのでこんなものでも楽しかったです。

空港バスで上海浦東空港

 上海を遊び尽くし、22時前に上海市中心部の静安寺にある上海シティエアターミナル(上海机场城市航站楼)へ。ここから機場二線(バス)に乗り込んで空港へ向かいます。

 このバスターミナル、百貨店の駐車場みたいなところにあるのですが、バスの発着があるにもかかわらず入口が閉まっていて歩行禁止の駐車場?内を横断して行く必要がありました。なんという初見殺し。

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 地下鉄でもよかったのですが地下鉄は遅いし硬いロングシートでただでさえ疲れている身にはつらいのです。

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 バスはこんな感じ。日本の高速路線バスと見た目も乗り心地も大して変わりません。音楽聴きながら荒い運転しているのはさすがですが・・・。

 乗車して、後から乗り込んでくる車掌から乗車券を買って寝ていればもう浦東空港です。

参考:上海シティエアターミナル(静安寺)[上海機場城市航站楼 City Air Terminal] | 観光-上海ナビ

MM1078 上海浦東→東京羽田

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 チェックインは22:55から。チェックインカウンターはH区でしたが、そのH区のうちの一部分だけがPeachのチェックインカウンターだったので窓が少なく混雑気味。

 出国審査を通過後、搭乗までの2時間は疲れでヘロヘロだったのでベンチに横になって仮眠。上海便もこの時間は出発便が少ないので、ほとんどのベンチは空いています。

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 帰りも安定のA320です。PeachA320しか持っていないのですから当然です。ちなみに大阪→上海→東京→上海→大阪という行路で運用されているそうです。

 ちょっと早めの0:40から搭乗開始。帰りの便の中でも爆睡していましたが、いかんせんあのシートのせいで起きたときの尻の痛さは凄かったです。

早朝枠LCCで帰ってきたのに電車バスが動いてる!

 深夜早朝枠のLCCは空港への・空港からのアクセスが往々にして悪いものです。しかし上海からのMM1028は東京羽田5:00着。ちょっと待っていれば電車やバスが動いているのです。

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 今回は羽田国際線5:45発のリムジンバスで帰宅。

日帰りにうってつけの上海便

 カバンひとつラフな格好で終電で上海に行って、翌々日の初電で上海から帰ってくる…。そんなことができるのがPeach上海便の良いところです。ただし日帰りの場合、上海市街で実質13時間程度しか遊べませんので入念な行程作成が必要です。

 なお、私が搭乗した後に出る予定だった大阪行きのPeachは濃霧のため欠航となったそうです。他の地元航空会社は飛行機を飛ばしているにも関わらずです。上海はPM2.5による濃霧が発生しやすくなっているそうです。Peach上海便にかかわらずLCCが欠航したときの対応は自分でしなくてはいけません。万が一欠航したときのための代替ルートの調査くらいは必要でしょう。

 参考サイト:【Peach】上海→関空欠航で、約2万円損をした僕の話を聞いてくれないか。: C-pop Univ.学長秘書室

 というわけで、LCC特有の問題を覚悟しつつ弾丸で旅行するのが好きな人には是非オススメできる路線です。

今回のMM1079/1078便の運賃

MM1079便 運賃 6,980円
    税金・空港使用料 2,670円
    座席指定 850円
MM1078便 運賃 6,980円
    税金・空港使用料 1,420円
    MM1078座席指定 850円
支払手数料 1,100円
合計 20,850円

*1:同温泉には羽田空港送迎プランがありますが、今回の便とは時間が合いませんでした

*2:日本ではリニアと言われることが多いが現地ではリニアでは通じない