きっぷ片手に旅をする

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リゾートしらかみ「くまげら」編成 ボックス席(B室)

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 秋田~青森間を五能線回りで運行する「リゾートしらかみ」。キハ48改「くまげら」、HB-E300「青池」「橅」の各編成で土休日を中心に1日2~3往復運転しています。日本各地で観光列車は多く走っていますが、多くは1本の観光列車が1往復するという形態。これだけの規模で観光列車が走っているのは五能線の大きな特徴です。

 さて、リゾートしらかみの各編成には通常の座席車のほかに4名で利用できるボックス席があります。

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 こちらが「くまげら編成」のボックス席の様子。ボックスごとにA~D席の4人分の座席が割り当てられていますが、一部のボックスを除いて6人くらいまで利用できそうな広さがあります。

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 ボックスはフルフラットに展開することも可能*1。足を伸ばしてゆったり観光できます。4人ほど集まれるグループ旅行でリゾートしらかみに乗るならぜひボックス席を利用したいところ。

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 リゾートしらかみのウリは五能線の風光明媚な景観。その景観をゆったりとしたボックスで、旅の仲間と語らいながら楽しめるのは素晴らしいことです。

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 こちらは私が乗車したリゾートしらかみ5号B室の指定席券。B室=ボックス席です。車内設備が異なるとマルス上で別列車扱いされることがありますが、リゾートしらかみの場合はそのような扱いにならず通常の座席扱い。その代わりに1つのボックスで4人以下の場合、相席利用になることもあり得るので注意。

 ちなみに、リゾートしらかみ5号は秋田を14時に発車して5時間かけて青森まで向かう列車。乗車したのは12月の終わりで、この時期は日没が17時ごろなのでウェスパ椿山を過ぎたあたりで日没を迎えてしまいました。そんなこともあってか、指定席券の確保は容易でしたが、そのぶん全体的に乗車率は低めでした。

 

参考サイト:のってたのしい列車 ポータル>リゾートしらかみ 「ブナ」HB-E300系・「青池」HB-E300系・「くまげら」キハ48形:JR東日本

*1:肘掛けが荒れているのは乗車後に何も考えず撮影したためです。