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高速バスで上信電鉄線へ乗りに行く

時系列的には下記の記事の前の出来事になります。

ashizin.hatenablog.com

 「土木遺産13490m」号は水上駅を昼過ぎに出る列車でしたので,午前中は時間が空いてしまいます。そこで未乗車だった高崎~下仁田を結ぶ上信電鉄上信線に乗りに行くことにしました。とはいえ半日しか時間がないため,今回は様子見程度に乗りに行くだけです。

 上信線は盲腸線のため,鉄道だけで乗りに行く場合,同じ区間を2回乗ることになります。そこでそれを避けるべく下仁田まで高速バスを使って乗りに行くことにしました。

西武高速バス(千曲バス)千曲線 下落合駅下仁田

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 ここは西武高速バス下落合駅バス停。高田馬場から西武新宿線で1駅の下落合駅から徒歩5分とかからない場所にあるバス停です。ここから西武高速バス千曲線佐久ゆきに乗車します。千曲線は上田方面ゆきの一部の便と佐久方面ゆきで下仁田に停車します。

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 乗車した池袋8:50発の佐久1便は千曲バスの担当。北斗の拳ラッピングがなかなか強烈です。この日は雨がぱらつく土曜日で,バスの乗車率は半分程度。20代くらいの乗客が多いのが意外でした。

 バスは関越自動車道から上信越自動車道に入り,下仁田インターで一般道へ。

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 下落合駅からバスに乗車して2時間10分。途中渋滞があり10分遅れましたが道の駅下仁田に到着。ここでバスを下車。運賃2,100円。普通列車だけで東京~下仁田を旅行する場合,片道で3,050円するのでバス利用のほうがお財布的にも優しい。

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 道の駅下仁田下仁田町の外れにある道の駅で,現在進行系でリニューアル中ですが,観光案内所,物産販売館,フードコートなどが営業されており,荒船風穴や南牧村方面への観光の拠点になっています。ここに高速バス千曲線のほか,下仁田町コミュニティバス「しもにたバス」や上野村方面への上野村乗合タクシーが発着し,高速バスと接続されるダイヤになっているようです。

 ただし路線バスが接続するとはいえ,下仁田南牧・上野方面に観光する場合,路線バスだけでは身動きが取れにくいため,観光客向きではないように思えます。実際,土曜の午前の下り便にもかかわらず下仁田で降りたのは私だけ。どちらかというと,下仁田付近在住の旅客が,道の駅にクルマを停めてバスに乗る「パーク&ライド」,家族に送迎してもらってバスに乗る「キス&ライド」的な利用を想定しているのかもしれません。

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 しもにたバスがやってきました。このバスに乗り込み10分ほどで下仁田駅へ。

上信線に乗車

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 下仁田駅の駅舎。飾り気のないレトロさが素敵。

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 下仁田駅は車庫機能があるわけでもないのに構内が広め。また荷役設備らしき段差に加えて駅周辺にはいくつかの倉庫が立地。かつてはこの駅から繭や石灰石製品などを発送して賑わっていたのでしょうね。

  下仁田駅から高崎ゆき列車に乗り込むと乗客は私のみ。盲腸線では終着駅に近づくにつれて利用客数が先細りするのは仕方ないことではありますが,いかんせんちょっとさみしすぎます。

f:id:ashizin:20181021205047j:plain とはいえ途中駅からはぽつぽつと乗車があり,列車内も活気づきます。途中の有人駅では列車の到着にあわせて駅員がお出迎えするあたたかいシーンも。

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 列車は田圃と住宅地の入り交じる地域を進みます。富岡製糸場最寄りの上州富岡を出て,旧吉井町の中心駅である吉井を出ると車内はかなり混み合うまでになりました。

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 終点高崎に到着。上信線の鉄道むすめがお出迎え。このままJRに乗り換えて水上を目指しました。

乗車後記

 既に何回か当ブログでも取り上げているショートカット乗り鉄ですが,今回の上信線の乗り鉄もある意味ショートカット乗り鉄の事例のひとつでしょうか。こういった異なる形態の交通機関を組み合わせでの旅行は,地図や時刻表をひもといて行程を作成し,それを実行するという点で,普段のただの乗り鉄とはちょっと違う面白さがあります。

 今回は暇つぶし的な感じでの乗り鉄でしたが,上信線の概要を知る上では十分な旅行でした。途中にも素敵な駅がたくさんありましたし,沿線の観光名所も魅力的ですのでまた機会があったら訪問したいところです。