前回の記事の続き。
横浜から特急「185」に乗車して,伊豆急下田駅で下車。せっかく下田まで来たのでどこか観光スポットへ行こうかなと思ったが,この日の午後に自宅でやりたいこともあったので,特急「185」の折り返し横浜行きに乗って帰宅することにした。
伊豆急行線内単独の特急券を購入
伊豆急下田駅に到着した時点で帰りの特急券は伊東から横浜までの区間で発券済みだったが,伊豆急下田から伊東までの伊豆急行線内の特急券は未購入の状態だった。伊豆急下田から伊東までの特急券はあえて伊豆急下田駅で購入しようと,わざと購入していなかった。
伊豆急行線内のみの特急券は伊豆急行線内の特急停車駅か,市中の旅行会社でのみ購入可能だ。そのためあえて伊豆急下田駅で,特急「185」の伊豆急行線内のみの特急券を買うことにした。
私はきっぷマニアの端くれなので,わざわざこういう余計なことを平気でしてしまう。
伊豆急行線内のみで特急を利用する場合,伊豆急行の端末で発券した社線部分の特急券と,マルス端末で発券した特急の指定券を2枚1セットでホチキス止めして旅客の手に渡る。
JR のマルス端末が社線部分のみの特急券を発券できないための措置であるが,きっぷマニアとしてはこういう特殊な取り扱いを見るのは興味深い。社線内の指定券のため,120mm券で発券されるのも良い。
特急「185」伊豆急下田→横浜
折り返しまで時間があったので寝姿山山頂へ行って下田港の景色を堪能したあと,伊豆急下田駅に戻ると特急「185」の改札が始まっていたのでさっそくホームへ入場。
特急「185」の発車まで時間があったので,少し特急「185」の写真を撮ってみた。
特急「185」は昼すぎに伊豆急下田を発車。土曜日の上りで昼の列車なので,行楽帰りに乗り合わせている人は少なさそうだ。
帰りはD席(山側)だったので,海を間近に眺めることはできなかったが,海側が空席だったので稲取あたりの海が近い区間では185系の座席ごしに海を眺めることができた。