きっぷ片手に旅をする

公共交通利用が中心の旅行記がメイン。月3回程度のペースで定期更新中。

夜行バス+カーシェアで行くスノボはいいぞ※

 今年もスキー・スノーボードの季節がやってきました(過去形)。この記事でも何件か取り上げているように今シーズンもスノーボードをしに長野や南東北のスキー場へ行ってきました。

 住んでいる横浜からスキー場へ行くには大変です。たとえば横浜から長野のスキー場に行く場合,新幹線で長野まで行ってバス等に乗り換える,マイカーやレンタカーで長距離ドライブをしてスキー場に行くなどありますが,いずれも交通費や移動時間がネックとなります。ツアー等を利用して貸切バスでスキー場に行くこともできますが,ツアーなので旅行の自由度がさがるうえに格安ツアー等だと民度も悪そう(偏見)です。

 そこでひとりで滑りに行く際はサクッと夜行バスとカーシェアを使って日帰りでスキー場に行くことが多いです。スキーに限らず,夜行バス+カーシェア利用での旅行は「安価」「時間を有効活用」「自由度が高い」という点でおすすめしたい旅行パターンです。

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Willer Express H5556便(TDL長野駅

 12月に志賀高原横手山渋峠へ行ったときも夜行バスとカーシェアを利用しました。横浜の自宅から列車で大崎駅まで行き,大崎から長野駅行きの夜行バスに乗車。夜行バスで就寝しつつ長野駅に朝5時に到着。

 そのまま予約していた近くのタイムズカーシェアに乗り換え。カーシェアはレンタカーと異なり無人貸し出しなので,朝5時からの貸渡しも可能。クルマで夜明け前の長野市内を抜け,志賀高原へ。志賀高原の最奥部にある横手山に到着したのは朝7時すぎでした。体力をほとんど減らさず,早朝にスキー場に到着できるのは夜行バスとカーシェアの組み合わせの強みです。

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リフト稼働の2時間近く前にスキー場着!のんびり朝食と支度をクルマで済ます

 到着が早朝すぎてもクルマであれば暖かい車内で朝食と着替えを済ませることができるので問題なし。もしマイカーで横浜から志賀高原に来ていたらスキー場についた時点でヘトヘトになって仮眠をとりたい頃合いですが,夜行バスで寝てきたので全く眠くありません(笑)。

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横手山渋峠スキー場(渋峠エリア)

 スキー場でひとしきり滑りきったら,早々に撤収して温泉へ。私が好きな温泉地の五本の指に入る志賀高原熊の湯温泉へ。

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熊の湯温泉

 熊の湯温泉はグリーンのお湯が特徴的な硫黄泉でスノボで冷えた身体を温めるには極楽のお湯。横手山から熊の湯は比較的近いですが,クルマがないと地味にきつい移動で,路線バス利用やツアーバス利用ではこんなことはできません。

 この日は温泉に浸かったあとは長野駅に戻り,長野駅から夕方の高速バスで東京まで帰りました。

 

 このように夜行バス+カーシェアで日帰り旅行に行くことは多いのですが,唯一の難点は「他人を誘いづらい」という点です。夜行日帰りでスキー場に行くにしてもまず夜行バスでスキー場に行こうと声をかけた時点で顔をしかめられます。通常の旅行でも夜行日帰りの時点で旅行行程が厳しめのことが多いです。夜行バスとカーシェアのプランを立てるときは同行者の理解も得るようにしてください……。