きっぷ片手に旅をする

公共交通利用が中心の旅行記がメイン。月3回程度のペースで定期更新中。

台湾鉄道一周ひとり旅(2) 桃園機場からバスで台鐵桃園駅へ

訪問日 2015.11.17 

(前回の記事からの続き)

 桃園機場(桃園空港)のバスのりばへ向かい外に出ると押し寄せてくる熱気。この日の日本出国前の気温は17℃で,桃園機場の気温は25℃程度。11月とはいえこの国ではまだ夏のようです。

 

 さてこの日は台湾鉄路で高雄方面に向かう予定だったので,オーソドックスな移動方法である桃園機場から台北への移動はせずに,より近い台鐵桃園駅に向かうことにします。桃園機場から桃園方面へは一般道経由の桃園客運5059路および高速道路経由の統聯客運706路があり,この日は706路を使うことにします。この706路は2015年夏頃に新設されたばかりの路線です。

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 バス乗り場にはチケットカウンターも有ったのですが,そこでは706路の乗車券を発売せず乗車前に車内の運賃箱に現金を投入するか悠遊カード等のICカードをタッチするという,まあ普通の乗り方をすればよいという感じでした。前回の台湾旅行で手に入れた悠遊カードを今回も持参してきましたが,チャージできていなかったので現金利用。台湾のバスは両替機もなくお釣りが出ないのですが小銭が丁度あったので助かりました。桃園機場から桃園火車站まで36元。ちなみに同バス乗り場は高鐵桃園站(台湾新幹線桃園駅)行きのバスもあり注意が必要です。

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 706路のバスは日本で言うところの「ワンロマ車」といった感じで,座席は高速道路を走行するためシートベルトが装備されています。桃園機場から國道2號(高速道路)を通り,桃園市街に入ると交通渋滞で若干詰まったものの台鐵桃園站まで30分程度の道のりでした。

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 桃園(Taoyuan)車站。

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 桃園は仮駅舎に移行していましたが,旧駅舎も依然として入れる状態でした。薄暗くて不気味だったので奥まで行ってません。

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 こちらが現在の桃園車站の駅舎。高架化工事のための仮駅舎とのこと。

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 跨線橋を上がってみると線路の剥がされた旧駅が見下ろせました。現在の仮駅舎は旧駅の貨物ヤードを潰してできたとの事。

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 桃園車站でこの日最初に乗る列車のきっぷを購入。ようやく台湾鉄路の旅が始まります。

(つづく)